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eco検定 公式テキスト --- 東京商工会議所 [読書感想メモ]

きっかけは通勤電車でお隣の人がお連れさんに話していたのが聞こえたことから。

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へぇ~、検定ブームでそんなんもあるんや、という感じ。
それから、たまたま本屋さんでテキスト発見。
パラパラっと目を通すと、ふぅ~ん、おもしろそうかな、という感じ。
テキスト購入に至る。
おもしろそうとはいえ、やはりテキストはお勉強。200ページ超!
読み進めると眠たくなってなかなか進まなかった。。。
2ヶ月経ってようやく完読。

ECOって大切で、大変だ。
大変だけれど、どできることは身の回りにたくさんある。
問題はどのくらい頑張れるか。
MY箸でなくて、割り箸を使ってしまう。
ちょっとECO的に行動しても、目に見えて効果を実感できない。
一人一人の意識の問題。
子供たちの世代につながっている。
大したことはできないけど、無理せずできることから。
そんなふうにしている人もどこかにいて、いつか共感できるか。。。

「森は人類を必要としませんが、私たちは森を必要とします。」(テキストより)

持続可能な社会のために、がんばっている方々がたくさんいることを知りました。 

私とみなさんと子どもたちが森林ライフを楽しむために、
ちょっとはがんばってみようと思います。

それにしても、右から左・・・
受けようか、やめとこか・・・ ^^;

改訂版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト


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「昭和史」 --- 半藤一利  [読書感想メモ]

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昭和のはじめから40年くらいまでにあった出来事を丁寧に分かりやすく綴った本。
どうして戦争は起こってしまったか、どのように日本は復興してきたか。
昭和生まれとしては知っておきたいかなぁ~と、軽い気持ちで読み始めたものの、
昭和って、なんとも重たい時代なんだろう・・・
そういえば、いつのまにやら平成のほうを長く過ごしている。。。 
ちっぽけな悩みはあるけれど、平和っていいものだ。


昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー)

 


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「秀吉の枷」--- 加藤廣 [読書感想メモ]

本能寺の変にまつわる内容は、えっ?そんな説もあるの?? という感じで、司馬遼太郎の「新史 太閤記」を楽しく読んだのと対照的に少々疑心暗鬼でした。

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「秀吉の枷」は秀吉が信長の家臣筆頭の地位にのし上がったくらいの頃から話が始まり、太閤の地位、天下人となり、晩年の朝鮮出兵や世継ぎ問題などを経て最後までを描いています。
「新史 太閤記」に登場する、猿、藤吉郎からのし上がって一番華やかな時期の秀吉と違い、一代で築かれた豊臣家の世継ぎ問題やとち狂ったと揶揄される朝鮮出兵など、この作品の秀吉は、戦国の勝者とは思えない悲壮感が伝わってきます。
あとがきにある筆者の言葉、「勝者に悲哀を 敗者に美学を」。
「枷(かせ)」は、 手錠のように、手足などにつけられるおもりのこと。
勝者であるはずの秀吉の後半期はまさに重苦しく悲しいです。

それにしても本能寺の秘密の抜け穴って本当にあったんでしょうかね。。。


秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)


秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)


秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)


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「さくら」「きいろいぞう」 --- 西加奈子 [読書感想メモ]

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「さくら」
家族と兄弟の絆を描いた作品。小さな表現の積み重ねが上手で、一家の日常の微妙な空気が伝わってきます。お兄さんが交通事故を機に死んでしまうところが悲しすぎて、どちらかというと苦手な作品。

「きいろいぞう」
作家のムコさんと不思議ちゃんツマさん夫婦のお話。ツマさんは犬やクモの声が聞こえます。幽霊も見えます。田舎暮らしののほほんとした近所付き合いがうらやましいです。縁側に腰掛けてお隣のおじいちゃんとのんびりなど、町中を脱出したい気分になってしいます。

作者の西加奈子さんは、イラン、テヘラン生まれ。エジプト・大阪泉北ニュータウン育ち。大阪育ちということで、作品に「通天閣」というのもあるそうです。ちょっと気になります。

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「思考の整理学」--- 外山滋比古 [読書感想メモ]

本屋さんで売れ筋NO.2に輝いていたのを衝動買い。

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思いついたことをメモに残す。
簡単なことなんですけど私は苦手です。。。
手帳とか、日記とか、計画とか、ほんとに続かない… ブログも危ない ^^;
メモに残して、ノートにまとめる、そんなことを20数年続けて、
できあがったノート50数冊、「わが思考すべてここにあり!」
そんなことのいえる著者はすごいですね。

今から真似しても遅くないかな。。。

思考の整理学 (ちくま文庫)


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有頂天家族 --- 「森見登美彦」 [読書感想メモ]

続けて登美彦氏の作品を読みました。

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狸の家族愛、兄弟愛に深く感銘を受けました。
兄弟ともなれば仲の悪いのがまぁ普通でしょうが。。。
いざと言うときに団結していく下鴨一家の狸たちはドラマティック。
最終章はスピード感があって、あっという間にクライマックス。
偽叡電で寺町通りを疾走してみたい!?

京都で繰り広げられる、狸と天狗と人間の阿呆なお話。
森美ワールドはどこまで広がるのでしょうか。。。

糺の森、まだ行ったことないなぁ。。。
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「夜は短し 歩けよ乙女」 --- 森見登美彦 [読書感想メモ]

森見ワールドにまたもやはまり入る。

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可憐な黒髪乙女とそれを追い回す先輩大学生の話。
主役は胸を張って歩きはじめた黒髪乙女。
登美彦氏による乙女は男の子側から見るとできすぎです。おともだちパンチ受けてみたい!?
外堀を埋め、ナカメ作戦を実行し苦闘する先輩大学生にはエールと鉄槌を贈りたい。
そして、不思議いっぱいの登場人物たち。韋駄天コタツに入ってみたい。
お酒に酔って見るかのような幻覚的な世界もちらほら。

あぁなんておもしろいんでしょうか!

こちらの登美彦お父様と愛娘のトークもおもしろい!
「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」

なむなむ ^^


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)


夜は短し歩けよ乙女


タグ:森見登美彦
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「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」 --- 万城目学 [読書感想メモ]

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京都を舞台に繰り広げられるホルモーのお話。
ホルモーは競技のようなものです。
普通の大学生が少し怪しげなサークルに勧誘され、オニみたいなものを操ってホルモーをします。オニみたいなものが格闘します。

現代版陰陽師のようで、世界そのものがありえないけど妙にリアル。バカっぽいところ、学生男子と女子と友人の織りなす甘酸っぱい関係、「鴨川ホルモー」はダイレクトに面白く、繊細で、どこか懐かしい感じでした。

続編の「ホルモー六景」は「鴨川ホルモー」のサイドストーリー。ほぼ同じ時系列で、ホルモーの世界がさらに深く、さらに広がっていく短編集です。
3作目が待ち遠しいです。

鴨川ホルモー (角川文庫)

ホルモー六景

ちなみに、映画化されたそうです。4月18日公開。
漫画もあるそうです。


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「太陽の塔」…森見登美彦 [読書感想メモ]

カバーに太陽の塔!

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主人公の彼女は「宇宙遺産に指定すべき」と評価してます。

京都を舞台に繰り広げられる、妄想学生の生態。愛すべき、さえない大学生。
失恋した元カノを研究するストーカーみたいだけど憎めない行動。
往生際の悪い執念と自尊心。
作者の豊富な表現力で描かれた体臭の濃い青春記。

日本ファンタジーノベル大賞受賞のデビュー作品です。


太陽の塔 (新潮文庫)


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「幕末史」 --- 半藤一利 [読書感想メモ]

ペリー来航から西南戦争までを綴った一冊。
幕末、明治維新の主な事件、ビックネームはみんな登場します。

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慶應丸の内シティキャンパスの特別講義をまとめて本にしたそうです。

史実を紹介している本なのでかたいのかなと思っていたけど、大事件の実際は?的話がいろいろ書かれていておもしろいです。手紙なんかもたくさん紹介されてます。

幕閣が慶喜と朝廷の板挟みになっているのを、現在のねじれ国会にたとえたりと、筆者の似た者同士をあてる歴史感もおもしろいです。

私的にはこの一冊でなにかと繋がった感じです。
やはり、大政奉還、戊辰戦争あたりまでくらいが面白く、征韓論、西南戦争あたりはよくわかりません。

「翔ぶが如く」読むべきか。。。


幕末史


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