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グリーンセイバー ~植物と自然の基礎を学ぶ~ [読書感想メモ]

NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会が運営しているグリーンセイバー、ベーシックコースのテキストです。

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植物の基礎的なこと、生態系のこと、植物の栽培、管理方法などを解説しています。
1回通読するのに、2ヶ月もかかってしまった… 
理科の教科書みたいな感じで読むと睡魔zzz
最後まで読んでもはじめのほうは忘れてしまっている、ただ読んだだけ、何やってんだか^^;

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春の七草
芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、清白。

このテキストではじめて覚えました。
問題は、お外で見かけて見分けがつくか…
図鑑片手にのんびりお外にいくのが一番いいかと思います ^^


「園芸図鑑」 --- さとうち藍 [読書感想メモ]

書名のとおり園芸に関するあれこれ。図書館の児童書コーナーから借りてきました。

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主題は庭作り。物語に出てくる庭の紹介からはじまり、お菓子の空き缶に土を入れて窓辺でつくる小さな庭や、お花いっぱい野菜いっぱいの庭、蝶々や小鳥がやってくる庭、大きな木のある庭、池のある庭、ハーブ園などなど。土いじり願望の強い私にとってうらやましいお庭の数々。。。 そんなお庭に関して、土の性質や堆肥のこと、植物を植えるためのあれこれ、種まき、挿し木、接木など植物の増やし方、庭を造る、植物を育てるために必要なことを幅広く分かりやすく解説し、育った植物での楽しみ方まで興味深く紹介してくれてます。

umasashi家では満足のいくような、土いじり、家庭菜園ごっこをするのはちょっと無理がある… 今年の2月に吹田市の貸し農園に申し込んだけど、倍率5倍の抽選には当たらず…次回は7月。少し遠くても近郊で民間業者の提供する貸し農園もあるにはあったが、月額使用料が市民農園に比べ高く、遠くて高いのは納得しがたい。農地って日本では埼玉県の広さくらいあまってる!?ってほんとかどうか知らないけど、うちの近所にはとりあえずないようです。

なんちゃって家庭菜園、はじめてみたいけど、どうなることやら。とりあえず、7月に市民農園申し込みだ。


吹田市市民農園

(株)マイファーム

 


「植物の素顔」--- 子供用図書です。 [読書感想メモ]

最近、読書していません。
その代わりといっては何ですが、図書館の子供フロアーでこんなの借りてきました。

 
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顕微鏡を使って興味深く解説されています。
つぶつぶの写真は花粉の拡大写真。つぶつぶのひっかかりで昆虫にくっつき受粉するらしい。
唐草模様は葉肉を抜いて葉脈の師管と導管を浮き立たせている。
小学校高学年向きかと思われるるけど、ほとんど覚えていない言葉で解説されています。
むずかしい、けど懐かしい、おもしろい。

 
おもしろそうな実験を紹介していた。

 
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夏休みの自由研究に提案しようと思うけど、いやがるかな… ^^;

「プリンセス・トヨトミ」 --- 万城目 学 [読書感想メモ]

500Pの長編物語。舞台は大阪です。

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優秀かつミラクルな会計検査員が謎の社団法人OJOを実地検査します。
大阪国にいるプリンセスが守られています。
そして大阪が全停止する。

はてさて、そんな国はいつのどこにあるのかと思いきや、万城目氏の実直な描写と歴史的裏付けにより、ひょっとしたら、いつか親父が連れていってくれるかもと思ってしまいます。

京都、奈良、大阪と続いた万城目ワールドはどれも楽しい作品でした。
次はどんな物語でしょうか、今度は早く予約しようっと ^^;


「鹿男あをによし」 --- 万城目 学 [読書感想メモ]

「鴨川ホルモー」に続く作品を読みました。
「鹿男あをによし」… こちらも訳の分からない題名です。

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読み終えると、こちらもとても楽しい作品でした。
鴨川のときもそうでしたが、万城目氏はゆっくりと作品の半分近くまでかけて世界を作り上げていきます。はじめは何のこっちゃ? どういう展開だろう… とちょっと退屈な感じで読み進めるんですが、いきなり現れます。鴨川はオニでした。鹿男は鹿でした。ここからは先が気になって一気に読めてしまいます。なるほど、そういうことだったのかと、前半の何のこっちゃが後半にかけて全部つながりだすので、読み終えてまた最初から読み返したりしてしまいます。

奈良が舞台です。
スクールものです。
剣道の試合は迫力が伝わってきます。
ちょっと恋愛ぽっいところもあるのかな。
鹿、狐、鼠、なまず…が登場し、神様も影響してます。

どんな話か気になる方はぜひ。おすすめです ^^

鹿男あをによし 


「図書館戦争」 --- 有川浩 [読書感想メモ]

「阪急電車」を読んで代表作品が気になり、借りてきました。

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あらすじ HPより
『公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年が経ち、メディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げる日本。
念願の"図書隊員"として採用された笠原 郁は、両親に、図書隊の中でも危険の伴う防衛員志望だとは言い出せないまま、軍事訓練に励む毎日を送っていた。郁は高校時代、書店でメディア良化隊員に本を奪われそうになったところを、一人の図書隊員に救われたことがある。その「正義の味方ぶり」に憧れ、顔も憶えていない図書隊員を王子様と慕い、自分も図書隊に入隊して本を守ることを決意したのだ。
やがて、卓越した運動能力と情熱が買われ、郁は、エリートによる精鋭部隊である"ライブラリー・タスクフォース(図書特殊部隊)"に配属されるのだが……。』

今の世の中、日本では表現の自由がごく普通に存在します。ずいぶん昔は違いました。そして今後、言論、表現の自由が束縛されるような世の中もないとはいえない。
図書隊と良化委員会との抗争、図書特殊部隊での訓練、鬼教官と新人隊員のあれこれ関係… 独創的な世界観と構成に引き込まれます。
アニメなんかになりそう、と思っていたら本当になっていた。
しかも、「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」… シリーズが結構続いている。
有川さん読破するのは大変そう。
せめて「植物図鑑」読んでみたいかなぁ。。。

図書館戦争 


「阪急電車」 --- 有川 浩 [読書感想メモ]

書名からして気になっていた一冊。
Amazonなんかで森見氏や万城目氏を検索したら
こちらもいかがと出てくるので気になっていた作家。
ぽんたさんのところにもいてたので気になっていた一冊 ^^;

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図書館で一方的にロックオンしていた女性と、電車で席が隣り合って、喋りはじめて、
追いかけて… そこから電車でつながっていくお話いろいろ。
復讐、お婆様と孫娘、女子高生と社会人、彼氏彼女いない暦=年齢、暴力彼氏…
どのお話も落ちるところは、ほっこり! そして電車は進んでいく。。。 

主に恋愛、ところどころに社会道徳。楽しい一冊でした ^^  

阪急電車


「ザ・万歩計」 --- 万城目学 [読書感想メモ]

「鴨川ホルモー」の作者、マキメ氏のエッセイ。

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小説家を志すに至るまでのエピソードや日常の些細な出来事、音楽ネタ、疑問(謎)などなど、
人物像が浮かび上がる一冊だと思います。
妄想エッセイとはえらい違い。。。

氏の豊富な海外旅行での体験談はおもしろいですし、最後のモンゴルでのお話は、等身大の若者の姿が感じられ、親近感がわいてきます。

「プリンセストヨトミ」予約してからかれこれ10ヶ月、そろ届いて欲しい・・・

ザ・万歩計


「美女と竹林」---森見登美彦 [読書感想メモ]

こちらも図書館で約半年待って借りることのできた作品です。

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登美彦氏の竹林に関するエッセイ。というより半分妄想。
美女は等価交換の関係の時に少しでてきます。
その他友人、職場関係の人も出てきます。
登美彦氏は「竹林が好き」なそうですが、いまいちその理由を上手く説明できないそうです。
そこで、竹林整備などの具体的行動にでたり、
MBC(森見・バンブー・カンパニー)の経営者として飛躍的妄想に耽ったりしています。

相変わらずおもしろい森見口調ですが、どちらかというと有益なことの少ない、
すなわちほとんど無益な妄想につき合わせられた感じの作品でした ^^;

美女と竹林


「恋文の技術」---森見登美彦 [読書感想メモ]

図書館で5月に予約をしていた本が12月になってようやく手元に届く。
さすが今をときめく人気作家。


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「恋文の技術」はすべて主人公から送られる手紙でつづられています。
友人、お姉様、教え子、妹、森見登美彦氏(?)、そして意中の乙女。
手紙だけでお話を書き上げてしまう構成はなんとも斬新でおもしろかったです。
しかしながら、登場人物はいつものみなさん?とよく似ています。
特に主人公の知的な阿呆さにはいつも笑わせてもらいます。
今回のキーワードは「お〇〇〇万歳」。
著者は若かりし頃をどんな風に過ごしたのだろう?と思う反面、
共感できるところもあるのも悲しいです。

私的には今のところ、 1・夜は短し… 2・恋文の技術 3・四畳半… がベスト3です。
人間界の以外の話も含むと、有頂天家族がダントツです。 

登美彦氏の作品はもっと若い世代が読むんだろうなと思いつつ… 
気恥ずかしいので、電車の中ではブックカバーをして楽しんでいます ^^

恋文の技術


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