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「サバイバル! - 人はズルなしで生きられるのか」--- 服部文祥 [読書感想メモ]

電気製品、現代文明の便利な機器を山に持ち込まない。例えば、空を見上げ太陽の傾きに時刻を求める。
生きる糧、食料や装備をできるだけ自分の力で環境から調達しまかなう。
機械で作られ整備された登山道をできるだけ避け、沢筋に岩魚や山菜の食料を求めながら山を進む。焚き火で一夜を過ごす。
自分が生き物として持っている力だけでどれだけ山に登れるのか。

山登りにはいろんなスタイルがあるけれど、この方が自分に課した決まり事はとてもユニーク。記録を読んでいても面白いし、山登りの哲学にはまさにサバイバルを感じます。
そんな崇高なサバイバル理念があっても、ばったり登山者に出くわしたとき、食料くれないかなぁ~と物欲しそうに欲任せの行動をとるというのもありだそうです。
野性味人間味があっておもしろい一冊でした。
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