「国盗り物語」--- 司馬遼太郎 [読書感想メモ]
戦国時代の幕開け、斉藤道三、織田信長、明智光秀のお話。
1巻と2巻は斉藤道三。寺を出た乞食からはじまり、京の油屋をのっとり、美濃一国を手に入れるお話。極悪策謀の人のように言われるそうだけど、作品では豪傑です。
3巻と4巻は織田信長、というより65%明智光秀のお話。道三の娘婿と甥、濃姫の恋敵?、たわけ殿と才知明敏。そして本能寺の変。信長を蔑み、畏怖し、服従し、そして打ち滅ぼす光秀。
これまで司馬遼太郎の作品で戦国時代を読んできた。
一番好きなのは「新史 太閤記」。
「巧妙が辻」は世渡り下克上、オールキャストでおもしろい。
「関ヶ原」は壮大な戦、三成かわいそう。
「覇王の家」はあんまりだったような。
「城塞」まだ読んでない。
それにしても「国盗り物語」は一番最初に読むべきでした。。。
2011-03-23 01:23
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コメント(3)
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これも司馬遼の作品の中ではかなり上位にくる作品です。上巻の方が好きです。
by punchigoo (2011-03-23 22:36)
umasahiさんは、流石、読書家ですね!
通勤中とかに読んでるんですか?
司馬遼太郎の作品で読んだことがあるのは、
べたですが、「竜馬がゆく」と「最後の将軍」の2作品だけです。
共に、引っ越した時に処分してしまったのですが、
「最後の将軍」は、何で読んだか?なので、どんな内容だったか
完全に忘れちゃいました。
by mieao (2011-03-23 23:44)
ぽんたさん
この作品を読まなければ、蝮の道三のことは知らずじまいでした。
稲葉山城から城下を眺めてみたいです ^^
mieaoさん
「竜馬がゆく」おもしろいですね。大好きです。
読み終わってこの作品に絡んでるであろう徳川慶喜のことが気になって、「最後の将軍」を私も読みました。
余談ですが慶喜の末裔がご健在で「徳川慶喜家にようこそ」という本を書いてます。幕末の物語が身近に感じられ面白かったですよ。
by umasashi (2011-03-24 01:13)