「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 --- 万城目 学 [読書感想メモ]
かのこちゃんは小学一年生の女の子。
マドレーヌ夫人はアカトラの猫。
万城目氏の作品の中ではソフトほのぼの系。
鴨川、鹿男など畳み掛ける物語とは一線を画すように思えます。
かのこちゃんは好奇心旺盛、難しい言葉を意味も知らず覚えたがる。
「すこぶる」「いかんせん」「やおら」「ふんけーの友(刎頚の友)」など。
「茶柱」というものが知りたくて、ウ○コ柱にたどり着く。
マドレーヌ夫人の旦那さんは柴犬の玄三郎。
外国語(犬語)が話せる夫人は空き地の猫仲間から一目おかれている。
ふんけーの友とのお別れ、旦那さんとの死別…
女の子と夫人の心温まるお話でした。
2010-11-21 23:49
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コメント(2)
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ぜひ読んでみたいと思います。
by punchigoo (2010-11-22 20:18)
ぜひ!でもちょっとものたりないかも。。。
というのが正直な感想です。
by umasashi (2010-12-03 00:33)